2023年度アカエゾマツサミット
第9回アカエゾマツサミット(地方創生共同研究会)
明治大学駿河台校舎(1093教室)およびオンライン(Zoom)開催
2023年11月18日(土曜)
主催:明治大学 研究・知財戦略機構 経済教育研究センター 共催:一般社団法人Pine Grace
2019年度のコロナ禍以来、実に4年ぶりに対面によるアカエゾマツサミットを東京の明治大学駿河台校舎(リバティータワー1093教室)およびオンライン(Zoom)にて開催いたしました。なお、本研究会は明治大学 研究・知財戦略機構 経済教育研究センターによる第7回経済教育研究会との共同開催のため、別名「地方創生共同研究会」として開催いたしました。
今回の研究会の主催である明治大学 研究・知財戦略機構 経済教育研究センターは、日本における経済教育の発展を目指し、教育機関や地域との連携を深めており、当法人も、また、アカエゾマツの需要創出を目指して、多くの研究機関や地域と連携し、活動を行ってきました。教育に社会実装と、双方の目的とするテーマは異なるものの、その過程にある「地域を考える」という点で、目的が一致し、共同研究会の開催に至りました。
本研究交流会は久しぶりの対面開催ということもあり、10時00分から17時30分にかけての長丁場でした。午前に3課題、午後に4課題の講演、6つのポスターセッション、調香師によるワークショップにセラピストによるハンド・マッサージが行われました。対面参加者38名、オンライン参加者22名と合計60名が集い、アカエゾマツの活用可能性や農山村地域の活性化について議論しました。
明治大学 研究・知財戦略機構 経済教育研究センター代表の水野勝之教授の開催挨拶に始まり、司会進行は土居拓務(補助:本田知之)が担当し、閉会挨拶は当法人の代表理事の横田博により行われました。
(参考:明治大学 研究・知財戦略機構 経済教育研究センター WEBサイト)
[司会進行]
Pine Grace 事務局長 土居拓務・Pine Grace 理事 本田知之
[開催挨拶]
明治大学 研究・知財戦略機構 経済教育研究センター 代表 水野勝之(明治大学商学部教授)
【報告(午前の部)】
(1)「弟子屈・川湯ビジターセンターでのアカエゾマツ(PINE GRACEの商品)の反響について」
井出千種(摩周湖観光協会)
(2)「コロナ禍以降の明治大学での地域連携」
水野勝之(明治大学)、佐藤大樹(明治大学)、月岡忠(杉並学院高等学校)
(3)「アカエゾマツの高度利活用にかかる現状報告」
横田博(酪農学園大学)
【報告(午後の部)】
(1)「森林サービス産業の創出による山村振興」
櫻井知(林野庁森林利用課)
(2)「アカエゾ-マツタケ菌根菌苗の開発について」
宜寿次 盛生(林産試験場利用部微生物グループ)
(3)「アカエゾマツ精油のウシ皮膚糸状菌に対する抗菌作用」
寺田透弥(酪農学園大学)
(4)「アカエゾマツ精油の抗菌消臭効果-入浴施設での実証」
山口昭弘(酪農学園大学)
[閉会挨拶]
一般社団法人Pine Grace 代表理事 横田博(酪農学園大学名誉教授)
【ポスターセッション・ワークショップ】
≪ポスターセッション≫
・「老舗の永続が地域経済発展に果たす役割」我那覇咲希、本多真理(杉並学院高等学校)
・「老舗和菓子屋(桔梗屋)イベント開催等による山梨県への経済効果の実証と検証」木村将吾、森永陽子(杉並学院高等学校)
・「北海道自伐型林業とPine Grace」川上泰昌(リデュース&コネクト株式会社)
・「群馬県嬬恋村「キャベチュー」への参加報告と、離婚率上昇・婚姻率低下の改善に向けて」武田一輝、小林乃愛(明治大学)
・「金魚の町:熊本県長洲町」内田悠太、竹内和彩、簾尾昌弘、諸橋花楓(明治大学)
・「日本の森林問題の新たな解決法」宇留間滉太、佐々木翔大、原田祐里、諸橋花楓、簾尾昌弘、吉田凜子(明治大学)
・「日韓経済発展に向けた基盤づくり」猪俣智也、齊藤芽衣、別府豪、本多亜花莉、増田杏、永瀬颯人、パク・ドンジュ(Park Donjoo)(明治大学)
・「林業イノベーションにかかる計量分析」土居拓務(農林水産政策研究所)、本田知之(明治大学)、川上泰昌(リデュース&コネクト株式会社)*資料配布
・「アカエゾマツを100年先の未来へつなぐ」土居拓務(農林水産政策研究所)*資料配布
≪ワークショップ≫
・「アカエゾマツ精油を使用したハンドマッサージ」小山雅子(Aloha Smile)、田中池永子(morocco care Tigmi)
・「アカエゾマツの精油を使ったアロマスプレー作り」神田一郎(アロマデザイン浜松)