2019年度アカエゾマツサミット
第7回アカエゾマツサミット
北海道釧路市阿寒湖温泉 阿寒湖まりむ館
2019年8月24日
司会進行の本法人副代表 萩原宏暢による開催宣言。本法人代表 横田博の挨拶により第7回目となる研究交流会が開幕。本会は「アカエゾマツを有効活用することでの雇用創出と地域活性化への貢献を目指し、アカエゾマツ精油の有効活用にむけた安定供給体制の構築と製品化の検討」を趣旨としました。
今回の参加者は約60名。これまで基調講演や研究発表を中心に議事進行してきましたが、本会からはこれらに加えて分野ごとにブースを設置し、より柔軟な交流機会を設定しました。体験ワークショップとして「アカエゾマツ蒸留水入り虫除けスプレー作り」「枝葉の裁断体験、小型蒸留器展示」「アカエゾマツ茶試飲」「ハンドマッサージ体験」「木皿にアイヌ文様を描いてみよう♪」の個性豊かな企画ブース、研究報告の補足としては「ポスター発表」のブース、さらには作品展示のブースや団体の活動報告ブースが会場を華やかに彩りました。
本会の後援組織である一般財団法人前田一歩園財団の理事長 新井田利光氏と森林保全課長 酒井賢一氏により阿寒地区の森林とその歴史が語られました。標茶町農林課長 長野大介氏による標茶町の取り組み紹介、標茶町地域おこし協力隊 岡本昌氏によるホースタウンプロジェクト、本法人会員 鈴木雅典によりアカエゾマツ精油のスポーツへの応用可能性が紹介されました。また、アカエゾマツ研究の最先端として酪農学園大学准教授 安井由美子氏と酪農学園大学教授 山口昭弘氏による大腸炎抑制効果への期待が、 北海道医療大学助教 藤田真理氏から口腔ケアへの応用可能性が紹介されました。
本法人代表 横田博は「皆様も一緒になってアカエゾマツの活用可能性を提案して欲しい。一緒にさらなる応用商品や活用事例を作っていけたら有難い」と述べ、令和時代になり始めて開催された本研究交流会は幕を下ろしました。
[司会進行]
てしかが自然学校代表(PineGrace副代表) 萩原寛暢
[開催挨拶]
酪農学園大学名誉教授(PineGrace代表) 横田博
[基調講演]
前田一歩園財団 理事長 新井田利光
前田一歩園財団 森林保全課長 酒井賢一
[活動報告]
「標茶町での取り組み」
標茶町 農林課長 長野大介
「道東ホースタウンプロジェクト」
標茶町地域おこし協力隊 岡本昌
「精油と蒸留水への期待~スポーツを通じて」
(Pine Grace 会員)鈴木雅典
[研究紹介]
「アカエゾマツ精油による大腸炎抑制効果」
酪農学園大学准教授 安井由美子
酪農学園大学教授 山口昭弘
「アカエゾマツの口腔ケア応用 -口臭分解能の検討-」
北海道医療大学助教 藤田真理
[体験・ワークショップ]
アカエゾマツ蒸留水入り虫除けスプレー作り(木育マイスター道東支部)
枝葉の裁断体験、小型蒸留器展示(一般社団法人PineGrace)
アカエゾマツ茶試飲(一般社団法人PineGrace)
ハンドマッサージ体験(道内在住セラピスト)
木皿にアイヌ文様を描いてみよう♪(Kussharo Factory)
[活動報告ブース]
一般財団法人前田一歩園財団
一般社団法人PineGrace
[研究報告(ポスター発表)]
「アカエゾマツ精油による大腸炎抑制効果」
酪農学園大学准教授 安井由美子
酪農学園大学教授 山口昭弘
「アカエゾマツの口腔ケア応用 -口臭分解能の検討-」
北海道医療大学助教 藤田真理
「アカエゾマツ利用状況についての業界調査」
明治大学特任研究員(PineGrace事務局長) 土居拓務
中部森林管理局職員 山本卓也
上川南部森林管理署森林整備官 妻藤荘史
「アカエゾマツ機能評価の考察 -韓国との比較から-」
明治大学特任研究員(PineGrace事務局長) 土居拓務
明治大学教授 水野勝之
明治大学 林奎振,一本木蓮,原田凌弥,丸井颯,山本隼也,緒方明虎,高橋広宇,程塚健太 ,伊庭翔也,阿部水晶,阿部昇乃,加藤慧也,野澤秀陽,森田修司
[作品展示]
Kussharo Factory