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2018年度アカエゾマツサミット

第6回アカエゾマツサミット
北海道旭川市 北海道立総合研究機構 林産試験場
2018年7月3日

 当日午前10時、本法人​の理事・事務局 土居拓務の宣言。本法人代表 横田博の挨拶により第6回目となる研究交流会が開催。司会進行は本法人副代表の萩原宏暢が担当しました。

 研究活動報告として本法人顧問であり北海道総合研究機構フェローである真田康弘によるアカエゾマツ人工林材とピアノ鍵盤についての発表、続いて北海道総合研究機構林産試験場 関一人氏による樹木の二次代謝物についての発表。小休止の後、酪農学園大学 山口昭弘氏によるアカエゾマツの最新研究成果と製品化可能性についての発表。酪農学園大学 友利愛子氏、石原慎太郎氏、宮庄拓氏によるアカエゾマツ精油の獣医臨床応用研究についての発表。明治大学 水野勝之氏、土居拓務、緒方明虎氏、高橋広宇氏、程塚健太氏によりアカエゾマツの経済学的アプローチの試みが紹介されました。

 昼食休憩を挟み、真田康弘から映画『羊と鋼の森』と本法人との連携について紹介。横田博による本法人の活動報告。途中「アカエゾマツを用いた燻製ベーコン試食会」が本法人スタッフ一同により催されました。

 北海道総合研究機構林産試験場企業支援部による林産試験場見学会。午後3時、本法人副代表である酒巻美子の閉会挨拶で研究交流会は幕を閉じました。

針葉樹の有効活用に向けた研究成果の公表と情報交換を目的とした本研究交流会。総勢93名の方にご参会いただき大盛況のなか会を進行させることができました。北海道針葉樹の有用可能性を少しでも多くの方と共有し、木材需要の拡大につなげていきたいと考えます。

[司会進行]
てしかが自然学校代表(PineGrace副代表) 萩原寛暢
[開催挨拶]

酪農学園大学名誉教授(PineGrace代表) 横田博
[研究発表]

「アカエゾマツ人工林材 ピアノ響板の話」
北海道総合研究機構フェロー(PineGrace顧問) 真田康弘
「北海道カラマツ類の樹皮の二次代謝物と化学的防御-野ネズミに対する抵抗性成分の探索-」
北海道旭川林産試験場 関一人

「アカエゾマツ精油の抗菌腫瘍及び粉末化―最近の研究成果と製品化可能性の紹介」
酪農学園大学教授 山口昭弘

「アカエゾマツ精油における獣医臨床応用研究紹介」
酪農学園大学 友利愛子,石原慎太郎,宮庄拓

「アカエゾマツ経済学的アプローチの国際化の試み」
明治大学教授 水野勝之

明治大学特任研究員(PineGrace事務局) 土居拓務

明治大学 緒方明虎,高橋広宇,程塚健太

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